docker composeのworking_dirオプションとは?

docker-compose.yml ファイル内で使用される working_dir は、docker compose によって管理されるコンテナ内の作業ディレクトリを指定するためのオプションです。

working_dirパラメータは、特定のサービス(コンテナ)に対して指定されます。このオプションを使用すると、docker compose はコンテナを起動する際に、指定したディレクトリをコンテナ内の作業ディレクトリとして設定します。つまり、そのディレクトリがコンテナ内でファイルの読み書きやコマンドの実行が行われる場所となります。

例えば、以下のような docker-compose.yml ファイルの場合、

version: '3'
services:
  myapp:
    build: .
    working_dir: /app
    command: python main.py

上記の例では、myapp という名前のサービス(コンテナ)を定義しています。working_dir パラメータで /app を指定しているため、このコンテナ内での作業ディレクトリは /app ディレクトリになります。そして、command パラメータで python main.py を指定しているため、myapp コンテナが起動された際には /app ディレクトリ内の main.py ファイルが実行されることになります。

working_dir を指定することで、コンテナ内の作業ディレクトリを特定のパスに設定することができます。これは、ファイルの読み書きやコマンドの実行など、コンテナ内での作業を行う際に便利です。

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この記事を書いた人

文系の大学を卒業後、未経験でWebエンジニアとしての道を歩む。
プログラミングスクールで基礎を学び、Webエンジニアとして就職。
今ではプロジェクト経験15年以上のベテランエンジニアに。
 
今までの経験を活かし、プログラミング関連の情報や生活に役立つ情報を配信していきます。

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